1990年代中期から声優の仕事は多岐に渡るようになり、声あて・吹き替えだけでなく、CDを発売したり写真集を出版したり、携帯電話の着声を提供する者もいる。また、自分がパーソナリティを務めるラジオ番組(アニラジ)を持つ場合も多い。このような幅広い活動を行う声優は俗に「アイドル声優」と呼ばれている。
ただしこれはあくまで俗称であるため明確な定義はなく、声優自身が「自分はアイドル声優だ」と自称しているわけでもない。またアイドル的な活動の度合いも、「歌手活動を多く行っている者」「本人名義での歌手活動はほとんど行わないが、アニメ・ゲームの声あてやラジオのパーソナリティを多く行っている者」「主に声優専門誌のグラビアによく登場している者」など様々である。このためアイドル声優とそうでない声優を明確に区別することは難しい。
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このアイドル声優というのは、『タッチ』や『らんま1/2』のヒロイン役を務めた日高のり子と、同じく『らんま1/2』に声をあてた林原めぐみが先駆け的存在で、その他本業以外で幅広い活動を行っていた國府田マリ子、椎名へきるなどの活躍で1990年代中期からブームに火がつき、現在に至る。
ちなみに、女性声優(特にアニメ・ゲーム関連で活躍する)がアイドル声優と称される例はよくあるが、男性声優がアイドル声優と称される例は非常に少ない。